2009年8月29日土曜日

若い世代と選挙

こんにちは。インターンの角です。

連日のように新聞、テレビで選挙のことが報じられていますね。人生で初めての議院選挙が(ちなみに人生初の選挙は都議選でした)日本の政治の大きな転換点になりそうな選挙ということで、自分の1票の重みが余計に感じられるだけに、誰に入れるか、比例はどこに入れるか、慎重に選ばなくてはいけないと感じています。

さて、今回のマニフェスト評価を通じて思ったことですが、マニフェストを読んで、実際にどこの政党がいい、と判断するには知識が必要だということです。
その「知識」というのを具体的に説明すると、1つ目として、今までどのような政策の流れがあって、現状がこうなっている、ということ。2つ目として、現状の問題解決のためには、何が必要なのか、ということ、です。
この2つについてある程度の知識がないと、マニフェストを読んで自分の頭で考えて判断するのは難しいと感じました。


そして、若い世代では、特に1つ目の、「今までの政策の流れとその結果である現状」について、生活の中で身をもって感じるということができていないため、余計にマニフェストを読んで判断するのが難しいように思います。
特に私くらいの若い世代は、5,6年前は中学生で、社会になんて出ていないわけですから、政治に全く関心がなければ「そういえば小泉さんが三位一体の改革とかよく言ってたな」くらいの知識しかないんじゃないでしょうか。

今回読んだ自民党と民主党のマニフェストを読んでも、今までこういう政策でやってきて、こういう現状が生まれてしまったから、こういう社会をつくるために、この分野ではこういうことを政策としてうちだすんだ、ということは見えにくかったように思います。
マニフェストは若い世代を含めた国民に読んでもらうものであるはずですから、特に今まで政権を担ってきた自民党には、そういったこともマニフェストに何らかの形できっちり書いてほしかったと思います。


最後にちょっとした呟きですが・・・現在私は就職活動をちょこちょこやっているのですが、仕事・結婚・出産などなど、自分の将来を考える中で、日本の将来がどうなるのか、社会がどう変化していくのか、漠然とした不安がありつつも、自分の将来に確実に影響を及ぼすであろう今回の選挙に、自分が20歳ギリギリで参加できることを嬉しく思います。