2011年3月11日金曜日

なぜ言論NPOにいるのか

こんにちは。慶応大学法学部の市川と申します。
昨年5月から一年近く言論NPOで活動しているのですが、今回が初めての投稿です(今後はいろいろ書きますのでよろしくお願いします!)

 まず、なぜ自分が今言論NPOにいるのかと考えると、きっかけは全くの偶然だったのかなと思います。何気なく見た大学の掲示板に貼ってあった「インターン新規募集」のポスター。その中にあった工藤代表の「一緒に日本を変える仕事をしましょう」(でしたっけ?)という言葉に惹かれ、何もわからない状態でしたがまずはやってみようと活動をスタートさせました。
 
 それまで、私は某大臣の事務所で少し政治を学んでいたのですが(これも偶然がきっかけです)、国会議員や秘書の方々と関わり、議員勉強会などにも参加させて頂く中で、今の日本、かなりまずいんじゃないか?という漠然とした意識は持っていました。また、支援者や住民の方々と話す機会もありましたが、これだけ政治が停滞する中で、まだ政治を諦めていない、自分でも何かやりたいと真剣に考えている人が大勢いるんだということに正直驚いた記憶があります。しかし、そういった一般の人たちが議論できるプラットフォームは全然ないし、何かそこからエネルギーを生み出す術はないのかなあとぼんやり考えるにとどまっていました。
 
 議論の力を通じてこの国の民主主義と市民社会を強いものにしていくという言論NPOのミッションは、確かに相当な高い目標かもしれません。しかし、だからといって自分たちの将来を他人任せにしたり、課題解決のための議論から逃げたりしていては、もはや自然後退のみなのかもしれません。学生だからといって(あるいは学生だからこそ)傍観者になるのではなく、僅かでも何か自分がそのための役に立てないだろうかと模索し、行動できればと思います。

まだ私はそこまでの修行が足りませんが...