2011年6月4日土曜日

かんがえたこと

こんにちは。インターンの市川です。久しぶりの投稿になってしまいました。。。
三田に通うようになって2ヶ月になりますが、雰囲気のとてもいい町ですね。


ところで、教科書で見つけたある政治学者の発言ですが

「政治屋は取引と術数に長けて、煽動政治を好むが、政治家はビジョンを持って理性に訴える。これに加えて、政治屋が国民を政治の犠牲として利用する反面、政治家は自分を歴史の犠牲として捧げる。」

(特に今日この頃)いろいろと考えさせられる言葉だと思います。しかし、政治家(屋?!)の資質を問うだけではなくいよいよ国民の覚悟も求められる状況にあると考える方も多いのではないでしょうか。

震災から3ヶ月になりますが、多くの人々が粛々と国家再建のために働く姿を見るにつけ、私は、困難における日本国民の「強さ」、自ら公益を担おうという意識の高さは世界に誇るべきものがあると感じています。そこには、自分の運命を政治任せにはしないという覚悟も見えるような気がします。

「市民の強さ」を決して無駄にしないためにも、確実に変化を起こす議論を展開していかなければなりません。3ヶ月にわたる震災関連の議論も蓄積され、夏には(おそらく今までで最も歴史的な)北京-東京フォーラムもあります。皆さまのお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。