どうもこんにちは。
スタッフの山下です。
市川くんが連載を執筆するまで
だいぶ間があいてしまいました・・・スミマセン。
このブログは
「言論NPOスタッフとインターンが、活動を通して感じていることなどを思いのままに更新していきます」と謳っていますので、スタッフの私も思いのままに投稿していきます!
ウェブサイトではお伝えできないようなことも含めて、
言論NPOがどんな動きをしているのか、しようとしているのかなどを
皆さんにお伝えできればと思っています。
さて、11日の大震災から早くも二週間が経とうとしています。
たくさんの尊い命が奪われてしまったことに、本当に心が痛みます。
皆さんの中にも、「自分には何ができるのか」を自ら問い、
実際に様々な行動を取っている方もたくさんいると思います。
この間、本当にたくさんの方から、言論NPOに対する期待の言葉をいただき、
多くの人から期待されているんだな、と改めて感じたここ数日間でした。
私たちは、いますぐ被災地にいって救援活動を行ったりすることはできません。
それでも、そうした多くの皆さんの声に応え、議論の力で、
私たちなりの役割をしっかりと果たしてかなければと気を新たにしました。
代表工藤含め、全員で覚悟を決めて取り組んでいきます。
すでに
・緊急対談「被災地のために、僕らは何をするべきか」
・座談会「被災地の復旧と復興、市民に何ができるのか」
・第二回アドバイザリーボード会議「日本の復興に向けた言論NPOの役割とは」
を行い、twitterでもかなりの反響をいただいていますが、
いま、今後の議論の展開のために、スタッフ一同必死で準備を進めていますので、
ぜひぜひ、ご期待ください!
それから、おまたせしておりますが
近いうちにインターン説明会、ボランティア説明会も開催する予定です。
改めてこのブログ上で告知しますので、チェックして下さい!
何かご意見やご感想があれば、
yamashita(アットマーク)genron-npo.net
までメールをお送り下さい。
一件ずつ、必ず返信いたします。
ではまた!
2011年3月23日水曜日
2011年3月19日土曜日
震災から1週間
こんにちは。前回に続き市川です。
未曾有の震災から1週間が経ち、被害の大きさが次第に明らかになりつつあります。今回の地震・津波で尊い命を失われた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、避難されている皆様の生活が一日も早く安定に向かうことを願わずにはいられません。
また、原発は依然予断を許さない状況にあり、計画停電の長期化も懸念されています。私はこの1年、言論NPOの活動において「不確実性」という言葉をよく耳にした気がします。今、国民の安全・生活はどうなっていくのか、経済はどうなっていくのか、わが国を取り巻く国際的環境はどう変化していくのか、まさにこれまで以上に「不確実性」の高まった状態にあるのだと思います。
私はよく「考えがネガティブすぎる」と言われてしまうのですが、正直、これからのことが不安でなりません。しかし、被災地で苦しい生活をされている方、決死の覚悟をもって最前線で働いている方を思うと、下ばかり向いていては本当に申し訳なく思います。
そこで、識者の方々も言われていますが、この難しい状況を寧ろ国を大きく変える契機にできないか、ということが重要になっていると思います。
不幸にも事態が起こってから情報管理や国と地方の関係の問題が露呈する形になりましたが、何としても尊い犠牲の上に新しい国のしくみを作っていこう、そしてそのための全社会的議論を進めていこうという一人一人の姿勢が求められていると考えています。
未曾有の震災から1週間が経ち、被害の大きさが次第に明らかになりつつあります。今回の地震・津波で尊い命を失われた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、避難されている皆様の生活が一日も早く安定に向かうことを願わずにはいられません。
また、原発は依然予断を許さない状況にあり、計画停電の長期化も懸念されています。私はこの1年、言論NPOの活動において「不確実性」という言葉をよく耳にした気がします。今、国民の安全・生活はどうなっていくのか、経済はどうなっていくのか、わが国を取り巻く国際的環境はどう変化していくのか、まさにこれまで以上に「不確実性」の高まった状態にあるのだと思います。
私はよく「考えがネガティブすぎる」と言われてしまうのですが、正直、これからのことが不安でなりません。しかし、被災地で苦しい生活をされている方、決死の覚悟をもって最前線で働いている方を思うと、下ばかり向いていては本当に申し訳なく思います。
そこで、識者の方々も言われていますが、この難しい状況を寧ろ国を大きく変える契機にできないか、ということが重要になっていると思います。
不幸にも事態が起こってから情報管理や国と地方の関係の問題が露呈する形になりましたが、何としても尊い犠牲の上に新しい国のしくみを作っていこう、そしてそのための全社会的議論を進めていこうという一人一人の姿勢が求められていると考えています。
2011年3月11日金曜日
なぜ言論NPOにいるのか
こんにちは。慶応大学法学部の市川と申します。
昨年5月から一年近く言論NPOで活動しているのですが、今回が初めての投稿です(今後はいろいろ書きますのでよろしくお願いします!)
まず、なぜ自分が今言論NPOにいるのかと考えると、きっかけは全くの偶然だったのかなと思います。何気なく見た大学の掲示板に貼ってあった「インターン新規募集」のポスター。その中にあった工藤代表の「一緒に日本を変える仕事をしましょう」(でしたっけ?)という言葉に惹かれ、何もわからない状態でしたがまずはやってみようと活動をスタートさせました。
それまで、私は某大臣の事務所で少し政治を学んでいたのですが(これも偶然がきっかけです)、国会議員や秘書の方々と関わり、議員勉強会などにも参加させて頂く中で、今の日本、かなりまずいんじゃないか?という漠然とした意識は持っていました。また、支援者や住民の方々と話す機会もありましたが、これだけ政治が停滞する中で、まだ政治を諦めていない、自分でも何かやりたいと真剣に考えている人が大勢いるんだということに正直驚いた記憶があります。しかし、そういった一般の人たちが議論できるプラットフォームは全然ないし、何かそこからエネルギーを生み出す術はないのかなあとぼんやり考えるにとどまっていました。
議論の力を通じてこの国の民主主義と市民社会を強いものにしていくという言論NPOのミッションは、確かに相当な高い目標かもしれません。しかし、だからといって自分たちの将来を他人任せにしたり、課題解決のための議論から逃げたりしていては、もはや自然後退のみなのかもしれません。学生だからといって(あるいは学生だからこそ)傍観者になるのではなく、僅かでも何か自分がそのための役に立てないだろうかと模索し、行動できればと思います。
まだ私はそこまでの修行が足りませんが...
昨年5月から一年近く言論NPOで活動しているのですが、今回が初めての投稿です(今後はいろいろ書きますのでよろしくお願いします!)
まず、なぜ自分が今言論NPOにいるのかと考えると、きっかけは全くの偶然だったのかなと思います。何気なく見た大学の掲示板に貼ってあった「インターン新規募集」のポスター。その中にあった工藤代表の「一緒に日本を変える仕事をしましょう」(でしたっけ?)という言葉に惹かれ、何もわからない状態でしたがまずはやってみようと活動をスタートさせました。
それまで、私は某大臣の事務所で少し政治を学んでいたのですが(これも偶然がきっかけです)、国会議員や秘書の方々と関わり、議員勉強会などにも参加させて頂く中で、今の日本、かなりまずいんじゃないか?という漠然とした意識は持っていました。また、支援者や住民の方々と話す機会もありましたが、これだけ政治が停滞する中で、まだ政治を諦めていない、自分でも何かやりたいと真剣に考えている人が大勢いるんだということに正直驚いた記憶があります。しかし、そういった一般の人たちが議論できるプラットフォームは全然ないし、何かそこからエネルギーを生み出す術はないのかなあとぼんやり考えるにとどまっていました。
議論の力を通じてこの国の民主主義と市民社会を強いものにしていくという言論NPOのミッションは、確かに相当な高い目標かもしれません。しかし、だからといって自分たちの将来を他人任せにしたり、課題解決のための議論から逃げたりしていては、もはや自然後退のみなのかもしれません。学生だからといって(あるいは学生だからこそ)傍観者になるのではなく、僅かでも何か自分がそのための役に立てないだろうかと模索し、行動できればと思います。
まだ私はそこまでの修行が足りませんが...
2010年11月18日木曜日
最近感じたこと
どうも、東京大学公共政策大学院一年の藤野です。今回は私が担当させて頂きます。
今、言論NPOでは、エクセレントNPOのブックレットを作成しており、出版までの最終段階に至っています。もうすぐ、アマゾンなどでお目にかかれるのでお楽しみに。
さて、今日はここに、普段の大学院のゼミとこのブックレットを読んでいて感じたことを書きたいと思います。
まず、ゼミに関してなのですが、私は今、大学院で現代行政という政策評価に関わるゼミ形式の授業を履修しています。この授業は各省庁の具体的政策に関して、問題点がないか、ある場合はどんな解決策があるかを行政学の観点を中心に議論をしています。担当の教授は外交などの一部の分野を除いて、多くの政策評価に参加しているので各省の政策を具体的に考えることができます。
その中で、先日、自然再生事業という政策を扱いました。これは、簡単にいうと釧路湿原などの失われた自然を、国費を使って人工的に元の形に積極的に再生させようという事業で、事業主体は環境省です。
じつは、この政策「国費を投入して再生するなんてことが必要か」というそもそも論的な問題もあるのですが、今回話題にしたいのはここでのNPOと行政の関わり方です。この事業は自然再生協議会という協議会を中心に政策を回していくのですが、この協議会には、市民、行政、NPO、学者等の多様な主体が参加することになっています。市民の自発的な力で協議会を設立し、自然再生事業を推進していこうというのがこの事業の趣旨であり、法の趣旨だからです。しかし、実態は政策設立後、市民が自発的に自然再生協議会を設立した事例は総務省の行政評価局の資料によれば、1件という状況です。協議会の成立のほとんどは地方自治体の後押しによってできている状況にあります。加えて、誰かがイニシアティブを持って協議会を設立しようとしても、参加者を公募して構成員がある程度集まるまで、実体的には1年以上かかってしまうことがよくあります。
このような現状をこのブログを見ている皆さんはどう思うでしょうか。私が思ったのは、日本の市民はこういった自然再生活動に興味がないのか。または、そういう情報に触れる機会がないのではないかということでした。なので、こういう現状の下では自然再生政策をすぐに実施したい地方自治体としては、彼らが知っているNPO等に声をかけて協議会を立ち上げて、事業を実施するのは仕方がないのではないかとも思います。実際、この政策は埼玉県のくぬぎの森(かつて、産業廃棄物処理場が多く稼働し、あるテレビ局のダイオキシン報道で社会問題となり全国的に一時的に非常に有名になってしまった所です)などである程度の実績があるものもあります。ただ、こうしたいびつな形はいつまでも続いてよくはないと思います。
このような時だからこそ、市民の側を活性化させることが必要なのではないでしょうか。そのためのツールの一つが、言論NPOなのではないかと改めて認識しました。まさに、自分たちのやっている活動の一つが社会の中で重要な位置を占めていることが大学院のゼミの中で確認できたできごとでした。
このような、協議会方式を採用する法律は今後増える可能性があると多いと思います。私が知っている中では景観法がこのタイプです。このような法律では市民が自ら動くことが求められます。動かなければ、ただの法律が用意した仕組み・制度は「箱」に過ぎません。むしろ、このような法律という「箱」を余計に作ってしまうためにお金や人の動きが見えにくくなってしまう可能性があります。
行政が、市民に頼ろうと、頼らざろうえないという姿勢を見せているいまだからこそ、市民が強くなって自分たちで社会を作るチャンスだと思いますが、自分たちが頑張らなければむしろ、行政の無駄(無駄な立法の乱発)を招くとも思います。そのため、ゼミに参加して、行政の側からだけではなく市民の側からも社会を作っていく活動が必要なのではないかということを実感した経験でした。
今、言論NPOでは、エクセレントNPOのブックレットを作成しており、出版までの最終段階に至っています。もうすぐ、アマゾンなどでお目にかかれるのでお楽しみに。
さて、今日はここに、普段の大学院のゼミとこのブックレットを読んでいて感じたことを書きたいと思います。
まず、ゼミに関してなのですが、私は今、大学院で現代行政という政策評価に関わるゼミ形式の授業を履修しています。この授業は各省庁の具体的政策に関して、問題点がないか、ある場合はどんな解決策があるかを行政学の観点を中心に議論をしています。担当の教授は外交などの一部の分野を除いて、多くの政策評価に参加しているので各省の政策を具体的に考えることができます。
その中で、先日、自然再生事業という政策を扱いました。これは、簡単にいうと釧路湿原などの失われた自然を、国費を使って人工的に元の形に積極的に再生させようという事業で、事業主体は環境省です。
じつは、この政策「国費を投入して再生するなんてことが必要か」というそもそも論的な問題もあるのですが、今回話題にしたいのはここでのNPOと行政の関わり方です。この事業は自然再生協議会という協議会を中心に政策を回していくのですが、この協議会には、市民、行政、NPO、学者等の多様な主体が参加することになっています。市民の自発的な力で協議会を設立し、自然再生事業を推進していこうというのがこの事業の趣旨であり、法の趣旨だからです。しかし、実態は政策設立後、市民が自発的に自然再生協議会を設立した事例は総務省の行政評価局の資料によれば、1件という状況です。協議会の成立のほとんどは地方自治体の後押しによってできている状況にあります。加えて、誰かがイニシアティブを持って協議会を設立しようとしても、参加者を公募して構成員がある程度集まるまで、実体的には1年以上かかってしまうことがよくあります。
このような現状をこのブログを見ている皆さんはどう思うでしょうか。私が思ったのは、日本の市民はこういった自然再生活動に興味がないのか。または、そういう情報に触れる機会がないのではないかということでした。なので、こういう現状の下では自然再生政策をすぐに実施したい地方自治体としては、彼らが知っているNPO等に声をかけて協議会を立ち上げて、事業を実施するのは仕方がないのではないかとも思います。実際、この政策は埼玉県のくぬぎの森(かつて、産業廃棄物処理場が多く稼働し、あるテレビ局のダイオキシン報道で社会問題となり全国的に一時的に非常に有名になってしまった所です)などである程度の実績があるものもあります。ただ、こうしたいびつな形はいつまでも続いてよくはないと思います。
このような時だからこそ、市民の側を活性化させることが必要なのではないでしょうか。そのためのツールの一つが、言論NPOなのではないかと改めて認識しました。まさに、自分たちのやっている活動の一つが社会の中で重要な位置を占めていることが大学院のゼミの中で確認できたできごとでした。
このような、協議会方式を採用する法律は今後増える可能性があると多いと思います。私が知っている中では景観法がこのタイプです。このような法律では市民が自ら動くことが求められます。動かなければ、ただの法律が用意した仕組み・制度は「箱」に過ぎません。むしろ、このような法律という「箱」を余計に作ってしまうためにお金や人の動きが見えにくくなってしまう可能性があります。
行政が、市民に頼ろうと、頼らざろうえないという姿勢を見せているいまだからこそ、市民が強くなって自分たちで社会を作るチャンスだと思いますが、自分たちが頑張らなければむしろ、行政の無駄(無駄な立法の乱発)を招くとも思います。そのため、ゼミに参加して、行政の側からだけではなく市民の側からも社会を作っていく活動が必要なのではないかということを実感した経験でした。
2010年11月10日水曜日
僕の仕事について
はじめまして、インターンの東京大学公共政策大学院1年の大畑です。
前回の角さんから2週間程度期間が空いてしまい、すみません。
僕は8月末に言論NPOが主催した東京-北京フォーラムの安保対話の編集を現在主に担当しています。
安保対話は僕にとって日中関係を考えるいい機会になりました。
東大の高原先生や慶應の添谷先生、自民党の石破政調会長など著名な方々と中国の方々の議論を聞き、日本の集団的自衛権の考え方、中国の海軍の動向、日本と中国がそれぞれ何を懸念しているか、非常に勉強になりました。特に日本の集団的自衛権の考え方については、日本は集団的自衛権を保有はするが行使はしないという立場なのですが、日本の国際貢献を高めるために集団的自衛権を改めて検討するように一部の政治家の方々が動いていることを安保対話を通じて知り、大学院で国際法を学んでいる僕にとっては興味深かったです。
安保対話の詳しい内容は東京北京フォーラム公式サイトをご覧ください。
また、最近東京-北京フォーラムの報告書の作成の仕事を手伝っているのですが、一冊の本を出すことの大変さを実感しています。コンテンツの作成だけでなく、細かいレイアウトの作成等とても大変です(汗)
それではこの辺で失礼します。
前回の角さんから2週間程度期間が空いてしまい、すみません。
僕は8月末に言論NPOが主催した東京-北京フォーラムの安保対話の編集を現在主に担当しています。
安保対話は僕にとって日中関係を考えるいい機会になりました。
東大の高原先生や慶應の添谷先生、自民党の石破政調会長など著名な方々と中国の方々の議論を聞き、日本の集団的自衛権の考え方、中国の海軍の動向、日本と中国がそれぞれ何を懸念しているか、非常に勉強になりました。特に日本の集団的自衛権の考え方については、日本は集団的自衛権を保有はするが行使はしないという立場なのですが、日本の国際貢献を高めるために集団的自衛権を改めて検討するように一部の政治家の方々が動いていることを安保対話を通じて知り、大学院で国際法を学んでいる僕にとっては興味深かったです。
安保対話の詳しい内容は東京北京フォーラム公式サイト
また、最近東京-北京フォーラムの報告書の作成の仕事を手伝っているのですが、一冊の本を出すことの大変さを実感しています。コンテンツの作成だけでなく、細かいレイアウトの作成等とても大変です(汗)
それではこの辺で失礼します。
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